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文化芸術分野の連携・協働Pjのファシリテーションin島根②

2023年10月24日 事業レポート

 

9月14日の第1回目に続き、島根で文化芸術団体の連携・協働プロジェクトの実施に向けたワークショップの2回目です。

前回は、団体の存在は知っていても、そこで働く人レベルでは知らなかったお互いを知り合うことから始まり、団体のビジョンや強み・弱みの共有、そして連携・協働に向けたアイデア交換など相互の関係性を丁寧に紡いでいきました。今回はさらに、取り組む連携・協働のテーマも決まり、チームづくりまで進みました。次回に向けて3つのチームに分かれて、人材、広報、事業というテーマにそって具体的なプロジェクトの企画を詰めていきます。

ここ数年、コレクティブ・インパクトや協働が流行りのように扱われているように思いますが、そう簡単に実践できるものではありませんね。他者と一緒に何かやるということは想像以上に難易度が高いものです。

もしできるとすれば、断れない命令や強制や恐怖・支配によるものか、自尊心を損なうくらいへりくだって頭を下げてお願いしまくるものか、お金をバラ撒いて甘い汁を吸わせるものかになるでしょう(苦笑)言うまでもありませんが、そこには”種”も、文脈や機運のようなものもなく、実践する側のニーズも願いも意欲もありません。一過性のもので終わり、継続されることもまずありません。残念ながら日本全国、こんな事業やイベントで溢れていますね。

次回はプロジェクトの具体的な実行計画の策定。ここからさらにどんな展開になるかドキドキ・ワクワクしながら伴走を続けていきます。今回のワークショップ開催地は出雲市。この地の”神様”が参加者をどう導いていくのか楽しみですね〜!