協働とコレクティブ・インパクトに関する海外事例報告書の公開
2020年08月07日
このほど内閣府から、『社会課題の解決における成果最大化に向けた協働の海外事例調査』と題する報告書が公開されました。
本調査は、社会課題の解決に向け、多様な主体が連携して取り組む協働やコレクティブ・インパクトについて海外の事例をまとめたもの。2019年度に本格的な運用が始まった休眠預金等活用制度でも、社会課題の解決を担うNPO等多様な主体と協働し、高い成果を創出することが期待されています。
■調査の目的
本調査は、多様な主体が連携して社会課題解決にのぞむに際し、成果最大化に向けた協働のあり方を検討し、今後の我が国における協働の更なる広がりに向けた手掛かりを得ることを目的としたものです。「コレクティブインパクト」の事例とされる海外事例を収集し、成果の高い協働となるために重要とされる要素のうち4つの要素に注目して各事例での具体的な取組を調査し、得られる示唆をとりまとめました。
■報告書
社会課題の解決における成果最大化に向けた協働の海外事例調査(2019年度) 概要
社会課題の解決における成果最大化に向けた協働の海外事例調査(2019年度) 報告書
調査報告の作成にあたり、私も海外のコレクティブ・インパクト事例や日本国内での協働の実態、今後の展開の可能性などを本調査関係者とのヒアリングの機会をつうじてお話しさせていただきました。こうして報告書というカタチで世に出たことを嬉しく思います。
概要版だけでも是非ご一読ください。読み応えがありますよ!