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民生委員の活動強化に向けたワークショップ

2022年01月18日 事業レポート

 

1月13日、石川県民生委員児童委員協議会連合会にて「単位民児協版の活動強化方策」の作成に向けたワークショップでファシリテーターを務めました。

民生委員制度は2017年に創設100周年という大きな節目を迎えていますが、そのタイミングで全国民生委員児童委員連合会が「民生委員制度創設100周年活動強化方策」を策定しています。この中で、地域版の活動強化方策の策定が提案されており、今回は県下の某自治体にて、民生委員児童委員協議会の役員約20人を対象にオンラインにてワークショップを行いました。

当日は、いきなり具体的にやることを考えるのではなく、まずは相互の想いや方向性を確認することからスタート。まずは役員の皆さんがどのような想いやきっかけで委員になられたのか、どのような地域を目指していきたいのかを共有することから始め、さらに、日々の活動においてどのような喜びや楽しさがあるのか、逆にどのような困りごとを抱えていらっしゃるのかを話し合いました。

お互いの気持ちや認識を確かめ合ったうえで、活動強化方策を整理するための書式についてディスカッション。地域特性も踏まえながら、まずは役員の皆さんが書式を完成させてみるということになりました。

 

参加者の皆さんは会場に集まり、自分はオンラインで進行していくというかたちであったため、個別に具体的なフィードバックやアドバイスができなかったのが残念ですが、参加者同士の相互作用と事務局のサポートで確実に前に進んでいかれたように思います。次のステップが楽しみですね。

自分は企業務めが長く、これまではそこで得たスキルや専門性を活かしながら主にNPO向けにマーケティングやファンドレイジング、事業や戦略、計画づくりなどの支援を行ってきましたが、最近は、今回の民生委員さんのように、地縁を土台として地域コミュニティの最前線で活動されている方々の支援にも関わる機会が増えてきました。当然この分野に専門知識があるわけではなく、対話の場づくりのファシリテーションが主な関わり方ですが、「長浜なら何かやれるだろう!」と、自分以上に自分の使い途を知ってくれて声をかけていただけるというのは、自分が気づいていない、自分の中に眠っている宝探しをしてもらっているようで嬉しいものです。

振り返れば、仕事の内容もだいぶ変わってきました。これからは何かに旗を立てて生きるというより、流されるままに漂ってみようと思います。誰か拾って声かけてください(笑)