ページトップ

BLOGブログ

仕事の話はしている。でも、人の話はしていない。

2026年07月22日 事業レポート

 

千葉県某所にて、ソーシャルビジネスに取り組む組織の5人のマネジメント層に対するシステム・コーチング®です。

システム(チームや集団の関係性)に関わっていると、長く一緒に仕事はしているものの、お互いに知っているようで実はよく知らないということが多々あります。定期的に会議を行い、顔を合わせて話をしてはいるのですが、相手の人そのものではなく、タスクに意識が向いてしまいます。結果として、タスクに関する情報だけがやり取りされ、それを担っている相手の人間性や気持ち、感情の部分については関与せず、お互い踏み込むことがありません。

昭和の時代に典型的なように、これまでの働き方では、人そのものではなく、その人が担うタスクの進捗や生み出される結果/成果に焦点が当たってきました。むしろ、人の気持ちや感情は仕事という公的な場に持ち込むものではなく、個々人の責任で処理するべきものとして取り扱われてきました。当然のこととして、そのような職場には数字やロジック、正解/不正解、達成/未達成という価値観だけが取り沙汰され、人間関係には余白も潤いもなくなり、ギスギス・ヒリヒリした枯れた関係になっていきます。同じ組織でも物理的に事業所や支部が離れていたり、昨今のリモートワークの浸透などが、この状況に拍車をかけています。

今回はキックオフということで、システムとはどのようなものかを体感するところから始めました。短いワークの中だけでも、システムの現状や気づいていなかった”いつもの癖”など、いろんな側面が見えてきます。

 ・そもそも普段顔を合わせられていない自分たち
 ・顔を合わせても仕事の話しかしていない自分たち
 ・いざ話そうとしてもその内容に躊躇いや遠慮がある自分たち
 ・いつものパターンで話し合いが進んでいく自分たち
 ・本気・本音・本心で話すことで新しい関係性と希望が拓かれる自分たち etc.

これから秋にかけてコーチング・セッションを進めていきますが、毎回新しい気づきを得ていきます。そしてその先どこへ辿り着いていくのか、それは「システムのみぞ知る」ということですね。