システムコーチングで「管理職チーム」をつくる挑戦
栃木県にて、某組織のマネジメント層7人に対するシステム・コーチングが始まりました。
過去には個別に個人コーチングを行いましたが、次なるステップとして、そのメンバーを1つのシステムと捉えたシステム・コーチングを行っていきます。組織の規模が大きくなるほど組織の構造は縦割りとなりがちですが、それに加えて物理的にオフィスが離れてしまうと横のコミュニケーションが機能しなくなります。さらに、こうした状況が常態化すると、組織として掲げているビジョンやゴール、事業の成果などに対する共通認識が乏しくなり、会議では顔を合わせ言葉を交わしはするものの、それだけの間柄となり、チームという感覚が薄れていきます。
あらためて、チームとは、⽬的地を設定・共有することから始まり、同じ船に乗り、役割分担をしながら⾃分たちで漕いでその⽬的地に到達していくような関係性です。そこには、共通の⽬的や⽬標とそれに向けた役割分担や協⼒関係が存在しています。一方、グループとは、ある⽬的地に向かってたまたま同じ船に乗っている⼈たちのように、何らかの共通点によって形成される⼈の集まりでしかありません。

今回はキックオフでしたが、参加者からは、「自分の管轄業務におけるチーム(部下)のことは意識していたけど、マネジメント層をチームとして捉えたことはなかった」という声も上がりました。まずは、それぞれがこのマネジメントチームを、どのように感じているのかについて、事前のアンケート結果を元に対話。アンケート結果では、「どちらでもない」という回答が多かったのですが、掘り下げていくと、「お互いのことをよく知らないので明快に答えられなかった」ことが原因であったことも見えてきました。
また、入職してから現在に至るまでの個人と組織の歴史を振り返るワークでは、管理職になった後ではなく、その前の担当者の時代に、自分の成長や仕事のやり甲斐を感じられる経験が偏っていたことが全員同じでした。こうした体験も自分独りでは中々気づけないもの。参加者同士の対話をつうじて、重なっていることとそうではないことを発見しながら、少しずつ相互理解を深めていきます。
これから約4ヶ月にわたり、対話や体感的なロールプレイなどを重ねながら、「自分たちが目指すチームとはどのようなものであるか?」の探究を行っていきます。どのようなチームが待ち構えているか、今から楽しみです!

