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ファンドレイジング・スクールが後半戦に突入!

2023年09月11日 事業レポート

9月2日と3日の2日間にわたり、ファンドレイジング・スクール後半戦の濃密なキックオフでした。

ここから来年2月までの期間、他団体を対象にした企画提案をグループでまとめていくと共に、個人作業で自団体の戦略立案も進めていきます。4月からここまでは様々な知識やスキルの学びなど、インプット中心でしたが、ここからは実践的なアウトプットが中心となります。

初日は、本スクールでの最終ゴール(課題)である、自団体のファンドレイジング戦略の立案に向けた第1回目のフィードバックでした。総勢30名を超えるスクール生が在籍していますが、一人一人に講師から、そしてスクール生同士でアドバイスやフィードバックを行いました。全員それぞれに感じた点や響いた点は違えど、前半戦の学びをしっかり刈り取り、自分の言葉で整理することができていました。また、ファンドレイジング戦略の立案にあたり、基本となるフレームワークや思考の枠組みを使いこなしながら現段階での分析ができていたように思います。

 

 

今後は、時系列での推移なども意識しながら、しっかりと数字面での分析を深めていく必要があります。ファンドレイジングはお金を扱うものなので、なおさら数字で語る必要があり、このことにより立案内容に客観性や妥当性、納得性が増してきます。

また、ファンドレイジングには有用なフレームワークがいくつもあります。自分の知りたいことや伝えたいことはどのフレームワークを活用すれば良いか、使いこなせるようにならなければなりません。フレームワークはクライアントや関係者の間での共通認識を持つことが狙いであり、作っておしまいであったり、誤解を招くような使い方はNGですね。守破離を意識しながら、自分独自の使いやすいものへと昇華させていくことが大事です。

最後にお伝えしたポイントは、事業と組織と財源を三位一体で考えるということ。ファンドレイジングというと狭義では財源のことを指しますが、事業があってこそのお金であり、その事業を回すための組織や人の側面まで考慮しなければなりません。さらにいうと、ファンドレイジングはお金だけのことを指すのではなく、ヒト、モノ、カネ、情報、場所など、広く支援につながり得る社会資源の醸成や獲得、循環まで拡大して考える必要があります。そのくらいファンドレイザーに求められる役割や機能は広いのです。

スクール生それぞれに本業がある中で、どのようにタイムマネジメントとストレスマネジメントをしていくのかが求められるステージ。仕事もプライベートもスクールも、日々行うことにしっかりと優先順位をつけておかないと途中で心が折れたり、不完全燃焼に終わったりします。いずれもやり切れなかった後悔しか残りません。こうした経験を得られることも、ファンドレイジング・スクールの醍醐味ですね。

個人作業とグループ作業が盛りだくさんですが、お互いに刺激を受け合いながら、来年2月までの後半戦をしっかりやり遂げて貰いたいですね〜

それにしても、対面はいいなぁとあらためて感じた2日間でした❣️