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NPO合宿でのファシリテーションを終えて

2025年05月30日 事業レポート

昨年に続き、某NPOの2日間の合宿のファシリテーションで高尾山です。

新年度が始まりましたが、昨年とはメンバーや体制も変わり、新たなシステム(チーム)や関係性でのチームビルディング。久しぶりに頭から煙が出るくらい疲れましたが😆、自分以上に、ヒリヒリ&ズキズキとする場に立ち続け、それぞれにエッジを超える一歩を踏み出した皆さんに心からお疲れ様と言いたいです。

 

 

身に降りかかる様々な状況に対して、他人事のように接したり、他人のせいにしたりするのは簡単。でも、その状況を覆う皮を一枚一枚丁寧にめくっていくと、実は、その真因は自分たちにもあり、自分たち自身がその問題一部であることにも気づきます。その気づきを直視し、受け容れるのはしんどいですが、そこからしか状況は変わっていきません。

そして厄介なのは、そうして苦労して産み落とした気づきは時間の経過とともに容易に忘れ去られていくということ。だからこそ、ここから先は自分独りではなく、自分ではない誰かでもなく、自分も含めたメンバー全員で相互に気づきが継続するようなサポートをし合わなければなりません。皆で都度都度立ち止まり、指差し確認しながら進む感じww

 

 

それにしても、やっぱり、合宿はいいですね!

いつもの慣れ親しんだ職場を離れて、100%どっぷりと自分たちに集中し、いつもと違う意識状態の中で自分たちを見つめ直すことができます。あまりに当たり前になり過ぎたメンバーの顔や声さえ、空間を変えるだけで微細なニュアンスの違いに気づくこともできます。

「お焚き上げ」と「川流し」の2度の儀式を経て(!)、これからメンバーがどう変容していくか、温かく見守り続けたいと思います。