5団体による合同合宿のファシリテーション
休眠預金を活用した事業に取り組む5団体による2日間の合同合宿にて、ファシリテーターを務めました。
3年にわたる事業の振り返りと学びの刈り取り、そして今後に向けたプロジェクト&チームづくりが主たる目的です。ともすると助成金は、お金をもらって粛々と事業をこなして終了ということになりがちです。活動する地域は違えど、同じテーマの社会課題の解決に向けて助成を受けた団体同士が仲間として横の関係性を育む機会を持つことで、課題解決に向けたスピードや効率性を高めることにもつながります。助成を行う側が、資金的な支援にとどまらず、非資金的な支援の一環としてこのような機会を提供することの価値はとてつもなく大きいですね。
あらためてファシリテーターとして、
■社会も組織もつまるところは個人から始まるということ
→お互い何を想い、感じ、考えているのか、そこにある価値観や信念は何かといった相互理解がなければ、ただ集められただけの集団にしかならず、意志や目的を持ち、お互いに支え補完し合う関係性になっていかない。
■人も組織も小さな、欠けた、できない存在ではなく、無限の可能性を秘めた存在であること
→ファシリテーターとして関わるうえで、個人であっても組織であっても、自ら何かを変えたり、生み出す力を持っており、そのことを信じてファシリテーターはかかり続けることが大事である。
・・・を再確認した2日間でした。
前日まで喉の痛みと咳があり、久しぶりにスタミナドリンクと薬を飲みまくりながらの参加でしたが、不思議なもので、その場に立つとアドレナリン・パワーで乗り切れるんですよね〜。
「事業は終わるけど、関係性は終わらない」
つながりを深めた皆さんのさらなるご活躍を心から応援しています。