自己有用感を感じるワークショップ
2025年08月26日
事業レポート
今日は終日、東京都内で某公益助成組織でのワークショップでした。
この日に先んじて7月に2回ほどワークショップを行っています。そこでは組織の目指す成果について探求しましたが、今日はその成果を創出するために、自分たちはどのような行動を取っていくのかについて対話とディスカッションを行いました。9月にもう一度行います。
行動は自分たちのものですが、成果は相手に帰属するもの。なので成果は完全にコントロールすることができず、影響を及ぼすことしかできません。成果を最大化するために、いかに有効な働きかけを行うことができるかということです。そして、その肝心の行動は無意識のうちの振る舞いであることが大半であるため、自分たちでは中々気づけず、言語化するのが難しいものです。
ということで、「自分で気づけないなら、他者に見出してもらおう!」というワークを行いました。自分自身で自覚できている行動もありますが、特に経験の浅い人にとっては絞り出しても中々気づきにくいもの。他者に指摘されて初めて自分の行動やその影響、価値、意味合いに気づくものです。自分が思っている以上に他者は自分のことを知っていることは多々あります。
自分以外の人たちが、自分の目の前で自分の行動を褒め合ってくれて(自分は透明人間のように、恰もその場に居ないという前提で)、それを黙って聴き続けるというシュール(!)なワークでしたが、「これで思い残すことなく退職できる!」という声まで出る始末。皆さんの終始締まりのないニヤケ顔が何とも印象的で、幸福な空気に満ち溢れた1日となりました 。今晩はきっとぐっすり眠れることでしょう〜
過大評価は禁物ですが、等身大の自己有用感を感じることは大事。自分の評価と他者からの評価を常に持っておきたいものです。