患者会向けリーダーシップ・トレーニング
2021年10月13日
事業レポート
9月5日、『患者会次世代リーダーのためのリーダーシップ・トレーニング』の第2回目を行いました(主催:アステラス製薬/企画:日本フィランソロピー協会)。
このプログラムは、病気に関する情報交換や会員同士の相互支援などを目的として設立される難病患者会を持続させ、それぞれが抱える様々な組織課題を解決するための知識やノウハウの習得やリーダーシップの育成を目的としたものです。(プログラム詳細はこちら )
自分担当したのは「NPOの組織運営と事業」。組織や事業の運営に不可欠な要素の全体像を把握することに主眼を置き、実態把握、戦略立案、実行の3つのステージに分けて、約40項目からなるチェックリストを活用しながら受講団体の現状を整理してもらいました。そこから抽出された重点取り組み項目を元に、これから来年1月までの期間に実際に取り組んでいく組織課題を見極め、その課題と解決策について団体同士で共有と学び合いを行いました。
12月にはまた進捗確認を兼ねたオンライン相談会も開催します。個々の患者会の規模は限られており、一団体だけで頑張っても時間も労力もかかるだけで、その課題の解決には中々辿り着けません。こうした集合研修の機会をつうじて、お互いに力を持ち寄りながら相互に課題解決を進めていくような関係性が構築されることが何より大事なことですね。