ファンドレイジング・スクールの”ゼミ”が始まりました！

9月3日＆4日の週末から、日本ファンドレイジング協会主催の「ファンドレイジング・スクール」の”ゼミ”が始まりました。これから半年間続きます。

スクール開校から7年が経ちますが、その間ずっと「マーケティング」の講座を担当してきました。この度、新たな役割として”ゼミ”の講師も務めることになりました。大学時代のゼミにはあまり良い思い出がないのですが（泣）、決められた内容の講義を行うのではなく、受講生それぞれの置かれた状況を踏まえ、その考えや思いに寄り添いながら、何が起こるか分からない中で共に学び合う場を創っていくというのはワクワクするものです。

ゼミを通じて行うのは、実在する特定団体へのヒアリングから分析、戦略提言までの一連の流れをチームを組んで行うリアルケーススタディ。そして、個別のコンサルティングも活用しながら、自団体のファンドレイジング戦略を立案することの2つです。

この2つから得られるものを最大化するためにも、ゼミの運営においては「学び」と「つながり」をしっかり意識したいと思います。ファンドレイジングの知識やスキルをしっかり受講生が学べるようにサポートすること、そして受講生同士がつながり、スクール卒業後も腕を磨きあい、共に助け合える関係をつくっていけるようなサポートすることに全力を注いでいきます。

そして受講生の皆さんには、ファンドレイザーの「やり方」と「あり方」という視点からも、ゼミの場を活用して頂きたいですね。「やり方」としての知識やスキルを習得するだけでなく、”お金を集める”ことに付随して、ファンドレイザーは一体何を、どこまでやるのかという仕事の幅と深さについて、自分なりの定義のようなものを見つけられると良いなぁと思います😊