『まちだづくりカレッジ2021』の最終報告会
今日は、校長を務める『まち“だ”づくりカレッジ2021』の最終報告会でした。過去にはずっと対面で行ってきましたが、今回はオンラインでの開催。町田市以外の地域からの参加者も交えての場となりました。
カレッジのゴールは、めざす地域や社会の姿を見据えた未来志向の「事業計画」を立てること。基本的な知識を学ぶレクチャーに加え、グループワークやディスカッション、毎回の提出課題と発表など、参加型・対話型の連続セミナーにより学びを深めます。さらに、期間を通じて、町田市地域活動サポートオフィスのスタッフが参加団体に個別の伴走支援を行いますので、第3者の視点を得ながら団体内部の合意形成を行うことができるというものです。
<まちだづくりカレッジ2021のプログラム>
【第1回】ビジョン/ミッション/バリューを考える(5月27日)
団体のビジョン(目指す社会の姿)、ミッション(社会的役割)、バリュー(大事にする価値観)を考えます
【第2回】事業のパートナーとお客様を考える(6月24日)
活動を通じて、誰を幸せにしたいのか、誰と一緒にその幸せを実現していくのかを考えます
【第3回】お客様の喜びを考える(7月29日)
お客様に対する提供価値、団体の魅力、自分たちが選ばれる理由は何かを考えます
【第4回】事業の成果を考える(8月26日)
団体のビジョの実現に向けて、個々の事業の目指す成果やゴール、指標や達成値について考えます
【第5回】最終報告会(9月30日)
策定した事業計画を発表します
そして今期も予定どおり(!)、全員無事に”留年”となりました。実はこのカレッジは、自らが掲げるビジョンを実現しない限り卒業できないという”沼”というか”牢獄”のようなところなのですww 卒業するためには、自分たち単独ではビジョンは実現できないということを認識し、他の団体のビジョン実現を相互にサポートし合う協働関係の構築が不可欠となります。
留年の特典として、
■講師やサポートオフィスのスタッフ(通称:アマゾネス)と相談し放題
■サポートオフィスへ気軽に出入りし放題
■先輩の留年生と交流し放題
■課題解決に向けた協働仲間を探し放題
■同窓会など交流・懇親の機会に参加し放題
など、もれなく”ホーダイ特典”をゲットできます!
そして発表もこれまでどおりパワーポイントではなく、A3用紙一枚にまとめたカレッジならではの「卒論」。毎回のハードな宿題やサポートオフィスのスタッフとの壁打ちを乗り越え、無事(!)発表に漕ぎ着けた以下の3団体に事業計画を発表していただきました。
今日、発表された3団体もこの4ヶ月間、ひたすら自分たちと向き合い、”楽苦しい”日々を過ごしながら、未来に向けた計画づくりを進めてきました。毎度のことですが、校長としていつも想像以上の感動をもらっています。皆さん、本当にお疲れさまでした!お約束の『留年証書』をどうぞ〜