カタリバオンラインの最終回に起きた衝撃的なできごと

6月26日（火）、中高生限定のカタリバオンライン for Teensで、『地域づくり×計画の立て方～周囲を納得させ、やりたいことを実現するコツ～』のゼミでした。

約2年間、毎月のように中高生と地域づくりをテーマに探求学習を共にしてきましたが、一旦、今回が最終回。ということもあり、いつもとは違う気合いが入りながらの開催でしたが、なんとインドから高校生が参加してくれました！

参加者リストで日本人ではなさそうな名前があったのは把握していたのですが、留学生か、両親の仕事などで日本で育った若者だろうと思っていました。それがなんと、ガチでインドからのリアルタイム参加。しかも日本の友達が参一緒に参加するわけでもなく、日本語が話せるわけでもなく、たまたまインターネットで辿り着いたとのこと。Google翻訳を使いながらの参加です。

開始前の打ち合わせで、「最終回だから色んなことにチャレンジしよう！」などと運営メンバーと話していたのですが、想像を超えたことが起きました。自分も全く心の準備ができておらず、30年ぶりに拙い英語を喋りながら、何とか進めていきました。参加してくれた高校生が物怖じせず英語で話しかけてくれたり、カタリバの事務局とキャストも裏側であれこれとサポートしてくれたりと、全員一丸となって場をつくってくれました。感謝と感動しかありません！

自分にとっては最終回に花を添える以上の衝撃的な体験となりましたが、時間も、場所も、国も、言語も、年齢も、肩書きも、簡単に超えたコミュニティがこれからの当たり前になるのだろうと実感。いや〜、一晩経ってもまだ興奮が残っています。

そして自分の中で何かが弾けたことも感じました。残りの人生の進むべき道のヒントがみえてきたかも！

さて、地域づくりゼミは今回で一旦終わりとなりますが、8月には内容をリニューアルして再開します。日本の、そして世界の未来を創っていく中高生たちに自分ができることは何なのかを練り直し、想いを持った全国の仲間同士がつながり、新しい何かが生まれてくるような場を創っていきたいと思います。