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松阪市職員研修「公務員のためのマーケティング」

2026年02月11日 事業レポート

松阪市役所の職員向けに、公務員のためのマーケティング研修を行いました。

前日は、同市が主催する企業x市民xNPOx行政によるシンポジウム、『みんなでつくる新しいパートナーシップ』で講師&ファシリテーターを務めましたが、連日での登壇です。

マーケティングに馴染みやすいシティブランディングや産業・商工に関わる部署だけではなく、税務、健康づくり、地域振興、企画政策、契約監理、建築などの多様な部署からご参加いただきました。研修の冒頭で必ずお伝えしていることが、マーケティングは企業だけに関連するものではないということ。そして、売上・利益をあげる(買ってもらう)ためのテクニックにとどまるものではないということです。自治体で実施している様々な政策は企業でいうところの製品やサービスにあたる訳ですが、ターゲットを明確に設定し、個々の政策の意義や価値を伝えることで、そのターゲットの行動変容を促すものと捉えると理解しやすくなります。企業の文脈でいう、「買う」という行動もそれらの1つに過ぎません。

 

 

そういう意味では、どのような部署であれ、その部署における行政課題の解決、そして掲げる政策の成果創出にもマーケティングは当てはめて考えることができるということです。特に自治体では3年程度で人事ローテーションがあり、かつ別の組織に転職するくらいの振れ幅で新たな経験をすることになります。それでなくても、「公務員は専門知識やスキルが習得しづらい」という声がある中、「マーケティング思考」はどのような部署に配属されても実践できる応用性・汎用性の高いスキルだと思います。

 

 

研修当日は朝から市内を歩いて3時間くらい散策しました。それにしても松阪は、A級(松坂牛!)とB級のグルメの両方、そして歴史や文化などの観光名所も複数あり、魅力的なコンテンツが豊富で羨ましいですね。マーケティングの視点からは、提供価値が豊富ということ。それらをさらにどこまで磨き上げ、他の地域にはない、わざわざ観に来たくなるような価値づけや意味づけができるかが腕の見せ所ですね。