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相模女子大学院「ソーシャル・イノベーション論」がスタート!

2025年09月27日 代表メッセージ

今年度から、相模女子大学院の社会起業研究科で『ソーシャル・イノベーション論』なる科目を担当しています。

過去には神奈川大学・法政大学で講師をしていましたが、久しぶりにアカデミックの世界に戻ってきました。女子大かつ大学院ということで、学部を卒業したばかりの大学院生が大半だと思い込んでいましたが、全員社会人。男性もいらっしゃいます。しかもかなりベテランの方々ばかりで、新たなキャリアを模索されているようですね。かつて米国の大学院に留学していた頃は学生の大半が社会人でしたが、日本社会と違って終身雇用ではないため、機会があり自分が望めば、実務での実績を高めて転職したり、資格や学位などを取得して転職するという世界を目の当たりにしていました。日本もすでに終身雇用制度が崩壊しているので、これからは本当の意味での生涯学習の時代になっていくのでしょうね。

自分が受け持つのは冒頭の4回だけですが、教材のStanford Social Innovation Reviewの『これからの「社会の変え方」を、探しにいこう』を読み、ソーシャル・イノベーションの理論的な基礎を学んでいきます。初回は自分からソーシャル・イノベーションとは何かについてお話し、ちょうど2回目が終わったところ。全4回で10本の論文を担当に割り振って読んでいきます。

遠い昔、学生の頃に間違って(!)外書購読の授業を取ったことがあるのですが、面白くなくて途中で離脱した経験があります。そんな苦い経験を踏まえ、単に論文の内容を読んでディスカッションするというのではなく、社会起業家の卵たちのポテンシャルをうまく惹き出せるような趣向を凝らしたいなぁと思っています😊

それにしても、大学のルールやツールを憶えるのは変わらず面倒くさいですね(苦笑)。