社会課題解決の仕事にコーチングが役立つ理由とは?
社会課題解決の仕事にコーチングが役立つ理由とは?
をテーマにした座談会に参加しました。
【記事はこちら】 https://drive.media/posts/37968
自分がコーチングの資格を取得した、世界有数のコーチ養成機関CTI JAPANとNPO法人ETIC.による企画で、ソーシャルセクターではお馴染みのばんばんとりんちゃん、そしてCTIでトレーナーを務める、たかちゃんの4人での対話です。
社会課題の解決に取り組む仕事に対して、また、伴走支援を行うにあたって、コーチングがどのように役に立つのかについてざっくばらんにお話しをしました。
ソーシャルセクターの一番の特徴は、お金や地位、肩書きなどではなく、社会の課題を解決したいという「想い」が前提となっていることと、そして、受益者や支援者、協働パートナー、そして一番身近にいる家族や仲間など、多様なステークホルダーとの関係性とそれぞれの「想い」をつなぎ合わせることが課題解決に向けた唯一の道筋であることです。
だからこそ、相手がどの立場の人であれ、その想いがどこにあるのかを常に確認し合いながら、丁寧に関係性を紡いでいくコミュニケーション力が求められます。コーチングは、そのための有力な答えの1つだと実感しています。
ソーシャルセクターにおけるコーチングの位置付けは、以下の3つに大別されるでしょう。
(1)プロのコーチとして支援を行うことを仕事にする
(2)コーチングを受けて、自分の想いや願いを実現していく
(3)「大人の義務教育」として、プロのコーチにならなくとも、コーチング的なコミュニケーションを身につける
社会課題をつくり出しているのは「人」であり、コーチはその「人」の意識や行動の変容に直接関わることができる存在です。一人で創出できるインパクトは限られていますが、ソーシャルセクターにコーチが増えることが社会課題の解決につながっていくと確信しています。
コーチングをつうじて、同じ世界観や共通言語を共有できる仲間が増えること心から願っています。