神奈川大学の卒業式を迎えて
日中の仕事を終え、講師を務める神奈川大学の学生たちの卒業祝いです。
神奈川大学では2019年度に「メディアリテラシー」を担当したことから始まり、現在は「地域デザイン演習」と「社会教育経営論」を担当しています。初めて大学で講師を務めるにあたり、普段仕事であまり接することがないため、今どきの若者の実態もまったく想像できず、さらには自分自身がまともに大学に行っていなかったため、大学とはどういうところなのかということもいま一つ把握しきれないまま緊張感の中で初日を迎えたのを覚えています。
なかでも、地域デザイン演習の一環として開始した「かながわユースフォーラム」は今でも思い出に残っています。授業をつうじて地域の大人と連携しながらイベントを企画して実行するというものですが、コロナ禍により対面ではなくオンラインでの実施となり、誰も経験したことがない世界に飛び込み、見事にイベントをやり遂げました。あの時の感動は忘れられませんね。
2年生から教え始めた学生たちが、3年の時を経て無事卒業。なんとも感慨深いものがあります。振り返ってみると、学生から教えてもらったり、気付かされたりすることのほうが多かったように思います。なにより純粋に楽しかったです。巣立つ雛鳥を見守るような気持ちでいっぱいですが、これから始まる社会人生活も、それぞれに楽しんでもらいたいなぁと思います。
★お祝いメッセージ★
皆さん、ご卒業おめでとう!
初めて神大の教壇に立った日から、あっという間の3年。こうして皆さんが社会へ飛び立つのを見届けるのは格別の思いがあります。100年人生といわれる中、目先のことに一喜一憂するのではなく、自分なりの「北極星」をしっかり見極めていきましょう。可能性は無限大。自分一人でできないことは周りの力を借りながら、しなやかに生きていってください。今後の皆さんのご活躍を心から応援しています!
そして、写真は皆んなで食べたお祝い(!?)の兎の丸焼きですww 見た目はちょっとグロい感じですが、鶏肉のような味わいです。