協働事業を始める前に知っておくべきポイント
2021年06月25日
事業レポート
岡山市の市民協働推進モデル事業の報告会・研修会にて、『協働事業を始める前に知っておくべきポイント』についてお話しさせていただきました。
VUCA(Volatility[変動性]、Uncertainty[不確実性]、Complexity[複雑性]、Ambiguity[曖昧性])の時代を迎え、社会課題も複雑化し、単独の組織や個人ではなく多様な主体による協働でなければ解決できない課題ばかりといっても過言ではありません。そうした中、立場や主張の異なる関係者がどのような条件のもとで協働事業を立ち上げ維持していけるのか、そして協働の実践に向けてどのような具体的なステップを積み上げていくのかを事例とともにお伝えしました。また、具体的にどこまで辿り着ければ協働事業で成果が出せたと言えるのかについて、「結果」と「成果」の違いを踏まえつつご紹介しました。
まずは協働の意味や意義を深く理解することが協働を推進する大前提ではありますが、とはいえ、日々地域の最前線で様々な課題に向き合う方々にとっては、「それで一体何から始めたらいいのか?」が一番関心のあること。ということで最後は、協働の関係者全員で最初の一歩として始められる具体的なアクションや個々の協働コーディネーターが身につけるべき素養やスキルなどについてもお話ししました。
40分という短い時間ではありましたが、協働のエッセンスのようなものを掴んでいただけたなら嬉しいですね。