周南市ふるさと振興財団『ふるさとづくり推進プランⅣ』
昨年度1年間にわたり伴走サポートを行ってきた、公益財団法人周南市ふるさと振興財団の中期事業計画『ふるさとづくり推進プランⅣ』が完成しました。
組織としての歴史は古く、平成4年に設立され早30年(!)が経とうとしています。平成23年には本プランの元となる推進プランが策定され、以降、5年ごとにプランの見直しと新たなプランづくりを行ってきました。
今回は、財団のビジョンやミッションの見直しにまで踏み込み、理事や周南市役所の関係部門も交えたチームビルディングとワークショップを何度も重ねてきました。それと前後して、地域の実態を把握するためのヒアリングや調査などとともに、他地域の先進事例などを学ぶオンライン視察なども平行して行ってきました。
これらの取り組みを経て、地域の複雑化する課題へ対応するために地域づくり活動の支援体制と実施事業も大きく見直しました。従来は31の地区コミュニティ推進協議会へのサポートを中心としていましたが、NPOや市民活動団体、ソーシャルビジネス・コミュニティビジネスなども含め、地域活動に取り組む様々な個人や団体を包括的に捉え直すとともに、地域での事業計画の策定や実行を促す対話の場のファシリテーションや多様な主体による協働促進など、エリア担当制を敷きながら地域づくりの支援を行っていきます。
自分にとっても、故郷ということでいつもとは違った力の入り方であったような気がします。関係者の皆さまには、プランの策定をつうじて何度か耳の痛いこともお伝えしましたが、最後までやり遂げていただいたことに本当に頭が下がる思いです。ありがとうございました。
いよいよこの4月からは、策定したプランの実行に入ります。コロナ禍で思うように事業が進めづらいのが悩ましいですが、絵に描いた餅にならないよう、引き続きサポートさせていただこうと思います❗