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草莽塾 in 福岡にみる『ふりかえる力』

2021年02月01日 代表メッセージ

NPOマーケティングで社会を変える!『草莽塾 in 福岡』のオンラインふりかえり会にお邪魔しました!

NPOマーケティングで社会を変える!『草莽塾』は、自分がまだ企業務めをしていた2012年〜2016年の5年間にわたり、2足の草鞋を履きながら開催したNPO向けのマーケティング研修プログラム。初年度は日本財団の助成金を受け東京で実施しましたが、それ以降は福岡市や川崎市、佐賀県などにも展開していきました。当時は、NPOマーケティング研究所なる名称を掲げていましたね。なんとも懐かしい😆

 

 

福岡では2013年からの3年間にわたり、福岡市の主催/認定NPO法人アカツキの企画運営により開催。3年間で合計17団体が参加しました。今回のふりかえり座談会には、当時の参加団体からなんと15人も参加していただきました。こういった、いわゆる”同窓会”の場に集まるのは気乗りしなかったり、気後れしたりする人もいるわけですが、当時と変わらず近況を話し合える関係性が継続しているというのは驚きでしかありません。

一般的にNPO向けのセミナーや講座は、複数回の連続ではなく1日の単発開催など、期間が短ければ短いほどやってお終いということになりがち。せいぜい参加者数と開催直後の参加者アンケートに書き込まれた満足度くらいしか成果指標として設定しません。草莽塾 in 福岡では初回から7年も経っているにも関わらず、あらためて当時の学びの成果を問うというのは、相当の「ふりかえり力」がないとできないはず。終わったら地域で頑張る団体の成長を支援すること、地域の課題を解決すること、税金を有効に使うことなどに対する、福岡の皆さんの真摯な気持ちが伝わってきますね。

フォーラムやフェスなどの分かりやすい大型のイベントだけでなく、セミナーや講座などのイベント性の高い企画はその準備に労力がかかる反動のせいか、終わったら一気に気が抜けて意識が次に向かいがちです。そこをぐっと堪え、あえてどっぷりと実施してきたことに深く浸ることで次なる成長のステップが明らかになります。

 

 

参加者の皆さんから、参加のきっかけやその後の様子をお聞きする中で、売上や寄付、人員体制、事業規模などの拡大といったマーケティング的な成果にとどまらず、組織課題の見極め、PDCAを回し続けること、事業のみならず組織(関係性)にも意識が向いたこと、団体内の合意形成(目線合わせ)とプロセスの重要さ、リーダーのあり方、団体同士の協力関係の構築など、個人や組織、生態系の成長にもつながっているというお話も伺うことができました。そして、これらの前提として、お互いが弱みを見せられる心理的安全性の高い場であったことにも気づかされました。

サラリーマンとして働きながら、仕事後や週末の時間をつかって副業・他業を実践していた頃を懐かしく思い出しつつ、久しぶりに、子どもにかえったように楽しく充実した時間を過ごさせてもらいました。福岡、、、まじでスゴいなぁ😊 対面で会いたかった〜